みな人の こころもみがけ
千早ぶる 神のかゞみの
くもる時なく
後醍醐天皇

鎌倉時代の天皇だが、今の日本の国政、とくに内政にも通用すると思い書き留めた。
商売や往来の妨げとなる関所新設を禁止し、飢餓に際し米価の高騰を抑え、庶民の窮状を救っただけでなく、門閥貴族の既得権益を守ろうとした公家を無視し、政治手法や氏素性の知れない者を政治の要職につけ、家柄や門閥を顧慮しない人材登用を行なった事実。
現在の国政に一番必要と思うと同時に、難しい諸外国問題はネットを張りめぐらせ、歴史を考える人物が出てくることを望む次第である。